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見出し

天鳳打つ時は椅子の上で正座です 7/8


第7章  全国のネット麻雀ユーザーへ


人間にはミスが付き物です。ですが、自分の犯したミスを簡単に許しているようでは技術は成長していきません。100パーセントの状態で100パーセントの内容を目指す。それによってミスを減らす。東1の第一打目から終局の最終打まで、全ての打牌に意思を込め、完璧な判断を目指す。ここまで目指さないと、心にスキができ適当にクリックして負けたりします。天鳳では、麻雀の細かい技術よりも、丁寧に打つことの方が大切なんだと学びました。ネット麻雀はその手軽さ故に、自己を管理する能力がものすごく重要になります。最近僕は、平日には2〜3回しか打たないようにしています。1回ごとに数十分の 休憩をします。そして試合中は、手拍子で切らないように注意しています。一打一打、遅すぎもなく早すぎもないように丁寧に打つことを心がけています。

多くのスポーツ競技においては一流として活躍できるのは30歳台が限界ですよね。でも、麻雀は自分が歳を老いても楽しめる競技です。60歳を超えても超一流 のプレイヤーとして活躍している麻雀プロも存在しています。麻雀の競技人口の多さや、一流のプレイヤーとしていられる期間などを踏まえると、ものすごくやりがいのある競技だと僕は思います。だから、僕は麻雀を死ぬまでやるつもりです。二年前に、ここまでやってきたのだから一生やると決めました。この体が動き続ける限りやるつもりです。そういう決心をしているので、とにかく今は中途半端な麻雀をしないように心がけているのです。そして天鳳で培った技術や麻雀観などが僕の麻雀人生においての財産になると確信しています。

僕は、天鳳においては段位を上げることを最優先し、その戦略として放縦率をできるだけ低くするという方針を取りました。試行錯誤しながら 打っていく中で「トップ目の親をあえて走らせる」「意識的にラス目を作る」等の細かい技術も数多く覚えました。しかし今振り返ってみて思うのは、自分が優先してきた段位を上げるという目標を達成するのに最も大きく影響を与えたのは「放銃率を徹底的に下げる」という事だったと感じています。結果としてはその 戦略は上卓に適していただけということかもしれません。結局、何が重要であるかは「自らの目標を設定し達成する」という行為です。みなさんも目標を設定して達成するプロセスを楽しんでみてはいかがでしょうか。



天鳳打つ時は椅子の上で正座です 8/8
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東大を出たけれど (近代麻雀コミックス)
須田良規原作 井田ヒロト作
4812467497
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