まず、メンツを集めるのが楽です。馬鹿にしてるのか?と思われた人には先回りして謝っておきます。
特にネット麻雀のオフ会にはうってつけだと思います。住んでいる場所も、学校や職場も違うので、人が少ない方が集まりやすいですから。
先ほども少し触れましたが、1ゲームあたりの時間が平均して大体15分弱と、四人麻雀と比べると短いです。そのため、テンポよく進む印象を受けます。
どんなに大負けしていても、比較的気持ちを切り替えやすいように思います。
ちなみに、このような区切りのないルールの東天紅もあります。
(誰かが飛んだら終了というシステムがないので、延々と打ち続けるか、時間で区切る)
そのルールで大負けしていると、気分が一向に晴れないのでアンデッドのようなテンションで一晩中打ち続けることになります。
私たちが打っているルールでは、順位点や焼き鳥の駆け引きを楽しむことができます。誰かがトビそうになっている時は、何点をあがればトップになれるのか、或いは妥協して焼き鳥とトビ賞を狙うだけにするか、など色々考えることがあります。点差次第では、オープンリーチをかけて点数を上げつつ、ツモ専の状況に持ち込むこともあります。
この場合、親はただリーチをかけてツモあがっても、裏ドラがない限り南家をとばすことはできません。バンバン(2点)+親(1点)+リーチ(2点)+ツモ(1点)+ピンフ(2点)+ガリ(4点)+5p(1点)=13点。そして、南家から出てしまったらトップになれずに終了してしまいます。
そこで、オープンリーチをかけ、南家からの出あがりを防ぐと同時に、裏ドラに頼らなくともツモアガリで南家のトビ終了が決定するようにする戦略があります。
このような戦略を自分で考えて実行し、成功した時の喜びはこのゲームの醍醐味の一つです。
「三角形の全自動麻雀卓って売れるんじゃないか?」
というマーケティング戦略に興味のある家電メーカーはありませんか?成功したときの喜びは保証します。他は一切保証しません。
そして、独自の超インフレルール。
一般的な東天紅の平均アガリ点は11点程度ですが、私たちのルールの東天紅では17点程度に跳ね上がります。
更に、点棒に加えて1枚5点相当のチップが存在するので、実質は倍以上の点数が移動しているでしょう。
「点数の動く量とアドレナリンの分泌量は比例する」
という鷲巣様の法則から、よりエキサイティングな闘いが楽しめます。
アリスや白ポッチという不確定要素も加わっているので、賑やかなカオスが形成されています。
友達とワイワイ楽しく打つにはもってこいのゲームです。
「うわ、カラスオールスター!!アリス乗るな乗るな乗るな乗るな・・・・!」
「ざまあwwwwwwアリス12枚wwwwwwwwww」
「空テンでも白一発ツモとか!!牌操作乙!!」
こんな脊髄反射的な会話で親睦を深めてみてはいかがでしょう。