とつげき東北氏による日本麻雀ブログ大賞2010最終選考選評

アクセストレードレビュー

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見出し

日本麻雀ブログ大賞2010 最終選考選評(とつげき東北)



☆ブンブンの ゲーム実況ブログ☆

"麻雀ってこんなに楽しかったんだ、と思わせてくれる。麻雀がもっとメジャーなら、スカパーなどの深夜番組になってもいいレベル。麻雀のルールは知らないが雑談や駆け引きが面白いから観ているという視聴者も少なくない。 公開される動画は、参加者全員の手牌が開示されたいわゆる「神視点」の状態になっている(一部例外あり)。これは観戦者視点で録画した動画に後から実況音声を上乗せしたものであり、対戦中のブンブンが他の対戦者の牌を透視しているわけではない。

近代麻雀漫画生活

"本当に麻雀と麻雀マンガが好きなんだなと感心してしまう。そしてその楽しさを充分に読者に伝え、ホクホクさせてくれる。 同人誌を買いにいったり、マンガの絵を取り込んだりととにかく「活動的」。 それだけにとどまらず、咲の特定の場面でのある読みが非常に精密である理由を考察するなど、素朴な麻雀ファンに対してもアピールできている。継続性もすばらしい。

 

麻雀工場

"毎回の配信で麻雀関連・周辺の多種多様な話題を提供し、150〜300程度の視聴者を集めている。視聴者を集める方法を検討することが必要だが、クオリティは高い。 特に強みとなるのが、麻雀の内部での「何切る」ばかりの話題に終始せずに1人で話を飛ばせること。聴いていて飽きないし、飽きても聞いていられるという視聴形態は、麻雀界にこれまであまりなかったもの。"

麻雀本を斬る!麻雀ゲームを斬る!!

"情報が散り散りになりがちな麻雀界において、可能な限り情報を収集・分析し、語る姿勢は、誰も担えないという意味においても無二である。また、Twitterで何切るbotを開発し、それを活かす(何切るbotはフォロワー2000人以上。毎日30人以上が回答)等、広い意味での麻雀の普及に貢献している点は極めて高く評価できる。 プロができない新しいことを積極的に行って発信している姿は見事の一言。麻雀の何切るに関する考察に関しては、他の追随を許さない。"

もう天鳳しか見えない

天鳳しか見えないと言いつつ、他のネット麻雀から継続して行っている麻雀狂。 麻雀狂であるがために、麻雀関連の記事がメイン。好評記事の多くが麻雀解説と異なっていた部分が少し印象的だった。 「ネット麻雀を打つ理由とは俺tueeeするためです。それ以外ありません」は至言。 目立つためなら他の場所があるはずなのに、麻雀でそれを選ぶのは、彼が麻雀狂だから。

ペチョーリンの天鳳日記

"優等生的なサイトとしてまとまったページであるが、麻雀のナカミについて語っているわけではなく、「精神論」的な記事については(私の視点から見ると)、特段に注目する点があるわけではなかったように感じてしまった。 雀荘で働いていた頃の話は私でも大変楽しく読むことができたので、自らの天鳳等での経験について広く語れば、より一層一般のプレイヤー等にとって楽しめるページになるのではないだろうか。"


日本麻雀ブログ大賞2010 特設ページ
井出洋介氏選評

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